八ヶ月で創造した一つの「奇跡」
2017.06.30
本工事は大型改築プロジェクトとは言え、厳密にはその性質から施工工法と施工周期に最大の難度を持つことになりました。
既存の屋根は均一に力を受ける静的グリッド構造となっており、組立し易いが解体し難く、リスクが高い特徴を持っておりました。冬季の雪雨天候が多く、冬季の鉄骨施工等、安全施工面に対する難度を更に高めていました。又、設備搬入の必要性から施工工期を元々の12ヶ月から8ヶ月(春節期間を除くと実際は7ヶ月)に短縮せざる追えないことも進捗管理の難しさを増加させました。設備搬入と工事進捗の並行進行、クロス作業の多さ、狭い作業場に伴う施工の調整も難しさを増加する要因でした。その他、工場内部生産工事の複雑さ、種類の多さ、使用機能の多さ等の色んな要素がありました。
それぞれが重なり合い結果として「これは無理」結論付けられましたが、現場事務所全員の連日徹夜を伴う全身全霊の努力の結果、「不可能」を可能とすることにより、施主様からは「奇跡」と呼ばれることとなりました。
正大様から本建築プロジェクトを信頼して弊社に下さったことに感謝します。また、施主様が弊社の努力を認めて頂いた抱いた寛容なお気持ちと賞賛に感謝致します。弊社は引き続き「良心品質」を施工全過程に貫き、施主様の信頼にお答えできるように引き続き努力を重ねて参ります。
頑張れ!Kaiser